太陽と雨の力で、
外壁の美観を守る。
ミラクルチタン光触媒® M2


ミラクルチタン光触媒M2塗膜に太陽の光があたる事で「酸化分解」と「超親水性」の作用を発揮します。
この強力な酸化分解力で汚れを分解し付着力を弱めます。
雨が降ると、汚れの下に雨水が入り込み、汚れを浮かせて洗い流します。
効果のメカニズム
ミラクルチタン光触媒®
M2の特長
FEATURE01
完全水系のバインダーレス
コーティング剤
分散剤や有機溶剤を使用せず、純水中に酸化チタンを分散させています。
さらに、ペルオキソチタンが基材へ自己結着するため、樹脂やシリカ系のバインダーを必要としません。

FEATURE02
100%に近い酸化チタン被膜の形成
一般的な塗膜には分散剤やバインダー成分が含まれていますが、ミラクルチタン光触媒® M2は、それらを使用せず、ほぼ100%の酸化チタン被膜を形成します。
光触媒は、表面に露出した酸化チタンに光が当たることで効果を発揮するため、本製品は酸化チタンの露出量が多く、効率的に光触媒効果を発揮します。

FEATURE03
豊富な採用実績
1999年の販売開始以来、ミラクルチタン光触媒® M2は、多くの建築物に採用されてきました。
約25年前にテスト施工した外壁では、施工箇所と未施工箇所の汚れの差が明確に現れています。
FEATURE04
低エネルギー生産
生産時に特別な火力を必要とせず、環境負荷を抑えた製造方法で生産しています。
セルフクリーニング
製品:M2溶液
機能 | 基材 | 項目 | 結果 | 光触媒工業会認定基準 | |
---|---|---|---|---|---|
M2 溶液 | セルフクリーニング性能 | タイル 表面 | 限界 接触角 | 5°以下 | 限界接触角が30°以下 |
分解 活性値 | 18.3nmol/L/min | 分解活性指数が5nmol/L/min以上 |
光触媒の超親水性により水滴が表面にできにくく、雨水で汚れが洗い流されやすくなります。性能は以下の指標で評価されます。
・限界接触角:小さいほど水滴になりにくい。
・分解活性値:大きいほど汚れの分解力が高い。

セルフクリーニング試験 (水接触角の測定)
- 条件基材
- タイル板(100×100mm)
- 溶液
- 第一層はP1溶液・第二層M2溶液
- 試験方法
- 光触媒材料のセルフクリーニング性能試験
水接触角の測定(JIS R 1703-1)
- 試験期間
- (財)神奈川科学技術アカデミー
- 試験日
- H23.2.1〜2.3
- 試験者
- 株式会社大野石油店
- 結果
- 限界接触角・5度以下
ミラクルチタン光触媒コートM2の 水接触角経時変化

※光触媒工業会の判定基準は、限界接触角が30°以下の初期性能を満足しなければならない
光触媒性能評価試験
項目 | 試験機関 | 試験方法 | 判定概要 |
---|---|---|---|
光触媒性能 | (財)日本食品分析センター | メチレンブルーによる液相フィルム密着法(脱色試験) | 脱色を認める |
試験開始


5時間経過後

光触媒の効果である分解性を評価した退⾊試験です。
⻘⾊インク成分(メチレンブルー)が5時間後に完全に退⾊しているのが確認できます。
防藻性能
項目 | 試験方法 | 供試薬 | 光照射による光触媒防藻活性値△R*(%) |
---|---|---|---|
光触媒防藻性能 | JIS R 1712:2022 | クロレラ | 100 |
※紫外線強度1.0mW/㎠
空気浄化
ミラクルチタンによる窒素酸化物の除去性能 (JIS R 1701-1)
- 目的
- ミラクルチタン(酸化チタン)塗布基材のJIS試験方法における窒素酸化物(NO x)の分解性能試験を行う。
- 日時
- 平成17年6月13日
- 試験者
- 三井鉱山株式会社
- 試験所
- 財団法人 関西環境管理センター
- 試験方法
- ①ファインセラミックスー光触媒材料の空気浄化性能試験方法ー第一部:窒素酸化物の除去性
JIS A 1701-1 ②試験方法概要
・試験片:ステンレス 50×100×5 1枚
・ミラクルチタン塗布方法:上記試験片ミラクルチタンP1を1層M2を2層スプレーガンにて塗布
試験結果
NO x 除去量 1.81µ mol
年間計算すると
NO x 除去量 19.03g / ㎡・年
<樹木換算>
ミラクルチタン光触媒コートをビル1000㎡に施工

4㎡樹木で176本
今回の試験結果において、
ミラクルチタンの光触媒機能により環境汚染物質の一つである窒素酸化物を分解除去できることが確認された。

ビル1棟(1000㎡)の施工


4mの木 約176本の植樹能力を持っている