1997年、ペルオキソチタン系コーティング剤の量産化を目指して研究活動を開始。当時の三井鉱山(現:日本コークス工業)と大野石油店との共同開発により、翌々年にミラクルチタン光触媒の製品化を実現しました。
屋外施工に求められる「透明性」「常温密着性」「耐久性」「光触媒活性」「無機保護層」という課題に挑戦。その結果、以下の2製品を開発しました。
- ・ミラクルチタンP1
- 光触媒活性がない中性無機のペルオキソチタン水溶液で、透明性と常温密着性を兼ね備えた製品。
有機基材と光触媒膜の中間層として、長くご活用いただいております。
- ・ミラクルチタン光触媒M2
- 中性ペルオキソチタンと、その誘導体である結晶性酸化チタンを複合した、光触媒コーティング剤です。
純水中に酸化チタンを高い安定性で分散させる技術を確立。
他のバインダー成分を使用しないため、塗布後は100%に近い酸化チタン塗膜を形成し、長期的かつ効率的な性能を実現します。
また、有機溶媒や樹脂系バインダーを含まないため、環境にも優しい製品です。